今日は、お友だちの車に、種畑の初期に訪れてくれていた
旧友も加わっての3人旅です。
午前中から出発して、お山にしめ縄飾りに使うウラジロなどを
採りに行かせてもらうことからスタートした。

 

 

 

 

 

 

農家の母さんのご近所のお友だちもご一緒に、
あれこれと採集しながら、山道を行く。
途中で、農家の母さんたちの古いお友だちで、
同じ村に住んでいるわけではない方と、
ものすごく久しぶりに行き交われて、嬉しい嬉しいと、
やや興奮気味ににぎやかにおしゃべりもされてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

山のお宝を少しずついただきながら歩む。
山の中の空気は、澄み切っていて、
肺の一番底の隅っこの細胞まで、
みずみずしくはじけるように感じる。
リースにしたい杉ヒノキヒバなどの枝を
持ち歩いていることも、手伝っているのだろう、
浄化されているなーと気持ちが良い。

お昼ご飯は、みんなで村のお蕎麦屋さんで食べて、
農家の母さんたちとはここでお別れをし、
産直市を経由して、畑へ向かった。
小豆と大豆の収穫をすませ、
急遽作付け計画に入れることにした小麦を
畝に1列蒔く。
小麦は穂の状態のままだったので、
脱穀から始まって、滞在二時間近くで、
ようやく作業を終えることができた。

 

 

 

 

 

 

今回参加してくれた友とは12年前に出会っていたと
お互い再認識して、月日の積み重なりに驚くほどだ。
農家のお母さんたちのつながりのように、
何気ない一日を自然に恵まれて無事に過ごすことができますように。
出会う人々と、出会った人々と、いつもより一層のこと、
懐かしい気持ちになる一日でした。
いつもの銭湯で汗を流し、あたたまっての帰り、
なんだか心が満たされて、少し寂しいような気持ちもあって、
車内で、時折、沈黙を共有しながら過ごしたのでした。
何気なくとも、心の底深くに染み入る一日でした。

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