所在地

屋 号 たすきがけ事業所
事業主 宮内博子
所 在 〒537-0025 大阪府大阪市東成区中道3-16-2

事業内容

事業所名 かけあわせる×自分もたすきがけしてかいがいしく働く
事業領域 農林漁業×町業    over40×under40
事業内容 農林漁業生産・加工・製造・販売支援/環境保全活動/
イベント立案企画運営 など

略歴

1967年 大阪市 玉造生まれ

道草天国時代/10歳まで/大阪府郊外の田畑・林に囲まれた環境で、四季を通して繰り返される 膨大な命の生き死にを見て、自然の豊かさを体感していた。シジミチョウの美しさにはっとして、命の尊さを発見した。ひたすら里の自然が楽しかった。

ナイジェリア暮らし/小4の一年間/泥の河で水浴びをする子どもを見て、生まれた時代や場所で人は身体の機能まで変化することを知る。あらゆる人種が集う学校に通い、生まれた時代や場所で人は精神のあり方が異なることを知る。同時に、時代や文化を越えて通ずるヒューマニズムのようなものがあることも察知する。多様性を尊重しつつ、心を通わせられる言動ができる人になりたいという希望をもった。

下町商店街暮らし/小5・6と高校3年間/大阪市内の下町商店街の親戚宅に寄宿生活。帽子の職人で商売人でもある親戚と暮らして、サラリーマン専業主婦家庭で育ったため色々と混乱する。人間は、生まれた時代や場所や暮らし方で、まったく多様なのだとあらためて確信した。同時に、商売をしながら地域に密着して暮らしていく中で形成される人情の濃さ温かさを体験できて、さらっとした生き方より、こてこての生き方の方になびいた。強くたくましく人とつながれる人になりたいという希望をもった。

再編集時代/20代/幼少期からの多様な文化体験を自分の中に再編集するために、膨大な書物を読みながら、そこそこお酒を飲みながら、もっぱら内部観察の時代。

社会活動時代/30代/教育サービス事業に従事。会社員・個人事業主・起業経営者として、小学生~高校生の学習塾運営・大学生の就職前準備講座講師・企業内ミドルエイジキャリアパス開拓支援など、様々な世代の人々の、人生の次の一歩を支援する仕事をした。自分の心の声を自分で素直に聞き出せるようになること。素直な声を正直に人に開示できるような環境を整えること。個人としての多様性が尊重され、誰にとっても居心地の良い環境とは、二つが両立していることだと考えた。場づくりに没頭した。過去の体験からの学びを実践できるようになって、ようやく自立できたと感じた。

死への準備/40代/難病にかかって亡くなった伯父。難病にかかって助かった自分。にわかに「死」に直面することになって、「穏やかな死」を手に入れていることに気づいた。幸せに死ねるんだ、幸せに生きてこれていた。実際に死に直面してそう感じられたので、あとは大義を貫きたいと思う。たまたま、農業と出会う。「答えは農だ」の閃きから、行き当たりばったりどんどん活動しつつ事業が始まる。さらに素晴らしい出会いに恵まれて、わらしべ長者生活。物々交換やお互いさまおかげさまで、生活が展開し、自由でシンプルで自然な暮らしになっていく。多くを手に入れて生き延びるのではなく、いらないものを手放して、大切なものを子どもたちに残す。死への準備をしながらの一日一生です。

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