久しぶりに電車とバスで一人で畑に向かいます。
手荷物だけで無事に作業を終えて帰らねばならず、
夏期は飲み水や暑さ対策で大変ですが、
今は快適な気候なので準備も楽チンです。
午前9時半には畑に到着しました。

まずは、冬野菜のベイビーズのお世話です。
白菜やカラシナ、大根などの周辺の雑草を抜いて、
作物の周りに、草を敷いていきます。
雑草を抑えるのと保湿とゆくゆくは肥料になります。

続いて、発芽率が悪すぎる空豆の追加まきをしました。
畑のご近所さんから二種類の空豆の種をいただいて、
短い畝に二列ずつ撒いたのですが、
うまく芽出しができていません。

まきながら、種類を入れ換えてまいてしまったことに気づきました。
とほほ。
まあ、収穫してからどうせ選別作業がありますから。
それに、交配していくのではないかなあ。よしとしましょう。

ここまで一息の作業でしたが、すでに3時間かかりました。
お昼休み。
今日はお隣の畑では草を焼いてはります。

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの畑に延焼しそうになり、
バケツで水をかけてうまく防ぐことができました。

短いお昼休憩ののち、小豆と大豆の収穫をしました。
先に収穫したものは、日干しを繰り返しています。
充実した丸い豆を見るたびに胸が締めつけられます。
豆への思いが我ながら深いなあと感じます。
少しずつ追加で収穫できました。
日に当てて乾かしておきます。

さあ、いよいよ大麦を蒔くぞと見てみると、
一番最初に蒔いた4列から、発芽してますー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛い〜! 大声で叫んでしまいました。
麦のすくっとしたこの芽の姿、
めちゃめちゃ可愛くないですか?

さっそくかわい子ちゃんたちを、
ギュウギュウと長靴で踏みつけました。
分けつを促して、丈夫に育てるのです。
今から蒔く子たちと、結果はどのように異なるでしょう。
時期がズレたことで、リスクヘッジになりますね。

麦まきの手順は、畝の雑草を刈り取り、種をまいていき、
土をかぶせて抑え、さらに草をかぶせます。

約2時間で2列にまけました。
やはり、畝の雑草をきれいに刈り取る作業が、
一番時間がかかります。

大麦まきはこれで終了ですが、
小麦も少しまこうと、今更ながら思いつきました。
写経に通わせていただいているお寺さんに、
五穀を奉納しています。

もみ殻つきのお米は知り合いの農家さんからいただき、
今年は残りの4種類、大豆、小豆、大麦、小麦を奉納できます。
来年の奉納用に小麦を少しまくことにしましょう。

 

はー。作業が全て終わりました♪
少ない休憩で5時間ほどの作業でした。
まだできるけれど、町で行きたい催しがあるので、
今日は早めに帰ります。
お隣のおじさんから焼き芋のお裾分けをいただきました。

一人で来た畑ですが、たくさんの出会いがありました。
最後にまとめてご紹介いたします。
命あふれる中にいる喜び。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このページの先頭へ