小雨&曇りの中、畑に。
明日からの晴れ続きの前に、作物周りの草刈りが緊急課題だ。

畦や畑の入り口の斜面の草は、機械でざざっと刈れるが、
作物の植えてある畝は、草刈鎌を手に、一株ずつの作物を
見分けながら慎重に進むので、時間がかかる。
その分、作物の丈と草丈と横目で確認しつつも、
普段、手が入らないから、結局、雨続きのあとの晴れで、
雑草が一気に成長して、作物が負けてしまうことが多い。。。

もう一つの問題点は、種畑ではカヤネズミが繁殖しており、
草丈が60センチを越す夏には、草を上手に使って、
球体の巣を複数作り、別荘にして暮らすらしい。
作物の周りの草はすでに60㎝を越えている。

もし今回、草のボールを発見したら、手入れを怠った私が悪いので、
種まいた作物には申し訳ないけれども、
一帯は秋までカヤネズミに譲ることにする。

いずれにしても、作物や巣を損なわないよう、
ゆっくり確かめながらの草刈りとなり、時間がかかる。

 

今日の同行の友人は作業がめちゃめちゃ早く、しかも丁寧。
機械で、小一時間ほど畦を刈ってるうちに、里芋が発掘されてます~♪

 

 

 

 

 

 

 

こうして見ると、畑らしいです!

ゆっくりしたリズムで観察しながら進める
手刈りの作業は、友人も私も大好きで、
無になれるし、自然と密に対話できるし、
幸せな充実した時間だ。

ミニトマト・落花生・大豆の発掘に、共に集中する。
おしゃべりしながら、時には長い沈黙の中。
足元は雨の名残でぐじゃぐじゃだけど、
気温が低めで過ごしやすく、作業がはかどる。
休憩を挟みながら、ひとまず発掘作業が完了した。

残るは、種まきをしたものの、梅雨時から草に埋もれてしまい、
もはやジャングル的な畝が5列ほど。
ここには、すでにカヤネズミの巣がある可能性が高いので、
友人と少しずつ刈り進む。

ほんの2メートルほど進んだところで、

あった~~~‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかりますかね?茶色がかった草の色のところ。
編み方が粗いので、繁殖用じゃなくて休憩用の巣のはず。

カヤネズミの寿命は半年から1年らしい。
昨夏もさらにおととしも、草のボールを発見したので、
代々繁殖が続いているのだと思うと、本当に安心し感動する。

ということで、草刈りは、ここまでで終了~~。
夏には2メートルほどまで草丈が伸びる予定。
そこはすでに、草原。

畑の中の草原。
小さな生き物たちと隣り合う暮らしがある。
さらにさらに愛しい畑なのである♪

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