1月21日(木)
今年二回目の糀が仕上がったので、
毎年たくさんの味噌と味醂とをつけている
お友だちと二人で、味噌と味醂とを仕込むことに。

今年は、青大豆で味噌をつけることにした。
二人とも毎年、手前味噌を作るが、青大豆は初めてだ。
午前中に味噌用の大豆をやや固めまで煮て、
手抜きだけれど、炊飯器で味醂用のもち米を炊いておき、
お昼ご飯はご近所の食堂でおいしいハヤシライスを食べた。

一緒に仕込むお友だちは料理人で、
抜群のおいしいお弁当を作ってくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼ご飯を食べながらも、
まち農家に戻ってからも、
手を動かす最中ずっと、しゃべる内容の
9割くらいだろう、食の話ばかりになる。

一年前に自家製の味醂で、たくさん残るみりんカスは、
一度火にかけて、同量の煮切った醤油とあわせて
「返し」を作っておけば、
利用範囲がぐんと広がることを教えてもらい、
今では、さらに煮干しや干しシイタケや昆布や鰹節を入れて、
割り下を仕込むこともするようになった。
近頃、鶏ガラや牛ホルモンなどでスープをとることに熱心なので、
この割り下にスープを注ぐと抜群の麺つゆになる。
「料理より、調理」のレベルでありながら、
時折、奇跡的においしいものができあがるのは、
調味料の工夫や、材料の下処理に注力し始めたことが大きい。

農につながっているし、近所の卸売市場も利用するし、
素晴らしい新鮮な素材が手に入るので、
調味料や下ごしらえさえすれば、
心身ともに満たされる食べ物が手に入る。

今日は、新たに、
四国の削り節のかけらを醤油に入れておき、
一年ほど継ぎ足しながら使いやすい出汁醤油として
利用する知恵を習って、心ときめくばかりだ♪

作業中のおしゃべりも楽しいし、
一人で作業をすると、例えば、
早く終わらせたい気持ちになって、
かために豆を煮てしまうのだけれど、
相談できると、落ち着いて作業ができて、
豆もとても良い柔らかさで煮あがった。
ホカホカ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味醂用のもち米は、
蒸し器でしなかったために、
やや水分量が多くて、
用意してきてくれた瓶に入りきらないという失態。
去年は同量を仕込んで入っているので、
米の水分量のせいだ。
蒸せばよかった。ごめんなさい。

豆をつぶす方法の工夫や
道具の使い方など、
あらたに気づくことも多く、
瞬く間に数時間が過ぎて、
おいしそうなお味噌が仕上がりました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お友だちの素敵なホーローに入れた味噌を撮影。
私のは、ジップロック入りで、手抜き。
発酵が進むと、おいしい汁がもれてしまうので、
今使っている味噌容器が空いたら、詰め替える予定だ。
うっかりしないように~。

お茶を入れて、おやつを食べて、
これからの企画の相談などもできて、
充実の一日となりました。
同行者のあることこそ、幸せなこと。
何気ない一日が、愛し♪
仕上がりを待つことも、嬉し♪

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