6年来、村の空家を年に数回お借りしていました。ちいさな漁村。気のいい有機農家さん。いつも新鮮な食材をふるまってくださって、山海の珍味を満喫です。庭の草刈りをして、古いお家を掃除して、鳥の声と虫の音とわたる風、日本家屋に射し込むやわらかい日差しに包まれてお昼寝。毎年秋祭りにうかがうようになって、村の方々が、うちの村がそんなに好きかーと喜んでくださり、少しずつ心の距離も近づいているように感じます。素晴らしい環境を生活のなかで守ってこられた方々の営みに感謝と尊敬の気持ちで、来たときよりも「美しゅう」して帰ること、その気持ちをご挨拶の折々にお伝えすること、そこだけは守ってこれたかなあ。6月から、お子さん連れのファミリーが入居されることになり、大掃除と片付けをしながら、あらためてこの地の魅力にひたっています。ご近所の方々に、もうこないんかい?また来るんじゃろ?と口々にお訊ねいただいて、まだまだ来たいなと思いを深めています。写真は朝の散歩の時に写した、村のちいさな漁港です。DSC_0801

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