■なんちゃってカフェ のコンセプトをご説明します

まち農家でイベントをする際に、
一階の四畳半の間で、飲食することが多く、
臨時のカフェのようになります。

 

 

 

 

 

 

 

カフェだとしたら、おいしいコーヒーが飲みたいよね、、、と思う。
でも、コーヒーいれるのは、自信ないという気持ちがあって、
今まで、「なんちゃって」をつけて、時々、きまぐれに運営していました。

でも、大事なお友だちとの出会い再会の場で、
そんなふうに、適当な感じでふるまっているのも居心地悪く、
もやもやが消えませんでした。
お運びいただいてうれしいし、くつろいでもらえると、
安心していただけているんだなーと、それこそが励みになります。
そこにもっと集中したいなあと思い続けて。

私にとって「カフェ」というのは、
居心地の良い、利便性の高いサードスペース
というイメージです。
そういう本質的な機能は、果たしたい。
でも、もうすこし、くつろぎがほしい。
お金をいただいた対価としてサービスを提供するというのとは
違う次元のことがしたい。
そもそも、そのレベルにサービスを磨き上げることが、
あまり向いているとは、思えないのです。

野菜市のときなど、飲み物は無料でご準備します。
だって、自宅にお客様に来ていただいたら、当たり前ですよね?
夏は、ひとまず、冷たいものが飲みたいし、
冬は、ほっと一息、温かいもので休まりたい。

たすきがけ事業所として活動していると、
いただきものが、たくさんあります。

なじみの農家さんから豊作の柿をいただきます。
ご近所さんからお土産で羊羹もいただきました。
サツマイモがたくさん入荷していて、たまってきています。
友人が自分で打ったお蕎麦を持ってきてくれました。

せっかくだから、食べますか? いりませんか?
と思うのです。一人では食べきれないし。

どうせなら、少しの手間でおいしく。
サツマイモは、こめ油で素揚げして(二度揚げして♪)あら塩。
お蕎麦は、割り下作って(これはまさに、なんちゃってレベル)、
蕎麦湯を楽しんでもらう。

 

 

 

 

 

 

 

あるもので、いただきもので、
ちょこっとおやつや、虫おさえの軽食をお出しする。
そういうことこそ、私が自然体で、できることで、したいことで、
だからこそ、すべきことなのかなーと、腑に落ちてきました。

おばあちゃんのところに、ひょこっと顔を出すと、
懐かしいような頓珍漢なおやつが出てくる。
そんな感覚です。
カフェみたいだけども、有料のカフェではない、
という意味での「なんちゃって」というところに落ち着きました。

ですので、何が出てくるか、
何もお出しできるものがないかも、分かりませんが、
「こんなもの、飲みますか? 食べますか?」と伺った際は、
お時間やおなかの具合で飲食なさってくださいね。ご遠慮は無用です。

持ち込みは大歓迎です。
ご自由に飲食のスペースとして、お使いください。

お土産は、微妙です。
持っていかなくちゃ、というスイッチが入らないほうが、
私は、本当にうれしいのです。
だって、「カフェ」に、お土産はもっていかないですからね。
そういう距離感は、大事にしていたいのです。

もし、お持ちいただく際に、
他の方にもお裾分けしていただくお気持ちがありましたら、
小さなお子さんや、授乳中のお母さんが、
安心して飲食できるものに、限定させてください。
いちばん小さくて弱い人が大切にされる物事を選ぶ。
そこは、大切にする場でありたいと思い続けています。

サードスペースとしての距離感と、
親しい気持ちの交流と、
両立する場となりますように。
ご来場いただく、多様な皆さんにとって、
心地よい場になりますように。

ということで、
「なんちゃってカフェ」をあらためて
時々OPENいたしますね♪
どうぞよろしくお願いいたします。

このページの先頭へ