土曜日、朝市帰りの軽トラに便乗させていただいて、畑へ。

小麦の残りと、大麦の残りを撒ききりたい。

畑に午後3時くらいの到着なので、時間は限られている。

農家さんに、草刈り機の、刃の交換を教えてもらい、

少しだけ燃料をいれて、失敗した小豆の畝を刈る。

そして、麦まき。

畝の中央を、草刈り鎌片手に、

多年草の根っこなど掘り返しながら整地する。

きれいに整えたら、麦を数粒ずつ、

少しだけ間隔をあけて、条蒔きにする。

土を被せて固めて、枯れ草を被せる。

一畝に一時間かかった。

あと二畝は、大麦を蒔きたいが、時間はギリギリ。

休みもそこそこに、大麦のための整地にとりかかる。

夢中になって二畝目の半ばまで来たときに、私の名前を呼ぶ声が!

近くを通りかかり、畑の私の姿を見て、訪ねてくれた友人たち。

久しぶりの再会が嬉しく、やや、あせる気持ちもあり。

日没までに、やりとげたい。大麦蒔き。

とはいえ、畑を案内して、ダリアの花を一つ、

人参を二つくらい、里芋を一株。

少しだけお渡しできて、おしゃべりしてたら、

手伝いますと言ってくれて、

整地した場所に、大麦を数粒ずつ蒔いてもらう。

後を追いかけて、土を被せ、枯れ草で覆う。

瞬く間に、作業が終わった。

農作業は、複数ですると、かけ算で作業効率がよくなる。

帰りに車で、最寄り駅まで送ってもらえて、

一時間に1本のバスを待つ必要もなく、スムーズに帰路についた。

車中でお互いの近況報告などしながら、

太陽の沈む様を見て、残り作業を終える算段をしていた

先ほどの感覚が残っていて、

人の有り様も、季節の流れの一部だなあ、

良し悪し全てあっての自然体なのかなあと感じた。

もう立冬をすぎたのだった。

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