霜月になっても暖かくて、紅葉すすまず、
畑の葉野菜が延びすぎて、すぐ長けてしまうし、
虫の活動が盛んで、食べつくされてしまって、
葉物野菜が特に、不足してます。

そんななか、貴重な大根の間引き菜が手に入り、
葉つき大根もいただいたので、
一部は胡麻油でいためて、常備菜を作り、
まだたくさんあるので、干してみました。

韓国の文化、特に食文化にずっと興味があって、
シレギ? 「(大根の)干し葉」を見たことがあり、
もし、干して使えるなら、野菜不足に備えられるし、
間引き菜は一気に収穫(間引きの作業)をするので大量になり、
しかも、二日で真っ黄色になってしまうくらい日持ちが悪い。
干して販売できたら、農家さんも助かるだろうし、試すことにしました。

 

洗って、干しながら、これは、よほどの寒さ厳しい寒風の中でないと、
乾く前に黄色くなるな、、、。
やはり、適地があるのだろうなあ。と不安になる。

 

 

 

 

 

 

 

ご近所のレストランのオーナーご夫妻のご主人が
コリアンの方なので、いつも食のあれこれを教えていただくし、
そうだ、質問してみよう!と、遅めのランチを食べに行く。

うかがってよかった!
①大根葉を洗う。
②たくさんの花塩をまぶす。
③塩を入れて湯を沸かす。
④沸騰したら、大根葉を投入。
⑤色がきれいになったら、さっとあげる。
⑥水で冷やす。しぼる。
⑦陰干しする。風の強いところ。

という手順でした!
さっそくやりなおし。
あらためて、傷んだ葉をのぞいたり、
小さな根っこのところをもっときれいにしたり、
湯がくと、本当にきれいな色に♪ おいしそー♪

 

 

 

 

 

 

 

まち農家(たすきがけ事業所の作業場の長屋の愛称)は、
2階の東向きに物干し台、西向きの軒下に干場がある。
梅干しなど日干しは、東の物干し台で、
ヨモギや干し柿などの陰干しは、西の軒下で。
都会のマンションでは「冷暗所」がなくて、
結局、なんでも冷蔵庫に入れることになるけれど、
昔ながらの長屋は、夏はひんやり涼しくて、
百姓手仕事に、ぴったりの空間だ。

今回も、ばっちりの環境に干せました。
こういう時に、しみじみとうれしいなと思う。

 

 

 

 

 

 

ビフォーも横に再度、はりつけておく。

 

さっと湯がいて干す。
汚れもおちて、
塩が少しきいて、
色もきれいになって、
乾燥も進みやすくなる。

そうだよなー。生葉を干す頓珍漢な感覚。
ひとつひとつ、整えていこー。
冬支度、ちょこっと前進♪

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