銀杏の季節。どこで採取するか?
一昨年前まで、大阪城で拾っていました。
トラムが場内を周り始めて、早朝に路上が掃除されるようになり、
ほとんど拾えなくなって、行かなくなっておりました。

ご近所さんが大きな銀杏を拾ってバケツにつけてらして、
どこで拾ったか教えてくださったので、今日お昼に探しに行くことに。
行ってみると、拾うのがはばかられる場所だし、
果実が小さいし、数も少なくて、あきらめることに。
この目的地に来る途中に、銀杏の香りが漂っていたところがあったので、
そこに戻りまして、見ると、大量に大きな粒が。

ネット検索で、公共の場に落ちている銀杏は拾ってよし。
という道路交通法は一応確認しているものの、
ややドキドキしながら、ま、注意されたらあやまろうと思い、
右手にビニール袋、左手にビニール袋、しゃがんで拾うことに。

すぐ近くの会社から初老の男性が出ていらして、
道路に落ちている銀杏を拾って、
「全部拾ってかえってな、ここにもほれほれ」
どしどし銀杏を運んできてくださいます。
「ここは大きくてたくさんありますが、拾っていいんですか?
誰も拾いに来られないですか?」
「そやねん。今はほとんど拾う人もおらんねん。
昨日はバケツに二杯、わしが拾ってほかしたよ。
踏んだら臭くなるし、毎日ものすごい落ちてくる。
食べるんやったら、どうせ作業するんやったら、
できるだけぎょうさん、全部持ってかえりな。
実をむいて、ほかしていったらええからな。」

おおお。地元の方にご挨拶できて、安心しました。
同時に、ここで
「銀杏を拾うときのマナー」を発揮せねばと張り切ります。
●右手のビニールで果肉をとり
●左のビニールに種を入れ
●果肉は別のビニールにためて
●果肉は持ち帰り、密封してゴミに出す
これ、拾って臭い実だけ撒き散らしたら悲しいです。
せっかく恵みをいただくならば、路上もきれいになったらいいね♪

ということで、
「恵みをいただくので、果肉は持ち帰ります♪」
いうたら、おおお、よしよしうんうんと、うなづいて、
去っていらっしゃったのでしたー。

200粒くらい拾いましたが、
よく考えたら、果肉をつぶすと臭いので、
持って帰って作業してくれーと思う方もいらっしゃるかと気づく。
こんどから、そうしようー。

持って帰って、洗って、種から果肉をすべて外し、
さっそく干しました。あと数回天日干しして、カリカリにしましょ。
ふうう。秋の手仕事、また一つ終えて、満足満足♪

このページの先頭へ