雨量が多かった6月のち
7月にはいると 真夏日が続き
畑は草がブワッと成長
草刈りして 野菜の枝を固定して
虫をころして 肥料を入れて・・・
旺盛な夏野菜の 実りを収穫する

隣の田んぼでは いよいよ稲が 伸びてくる

そうか
生きてく限りずっと
環境変化に対応して
自らも変化し続けるのが
そもそもの自然の姿なんやな

命の危機をさける
休む余裕をもつ
遊ぶ余裕ができる
余裕ができると
どんどん社会が複雑化する

たとえば 生きてく限り
一生遊んで 暮らせるようになりたい
そのために 知恵を働かせて
ときには 人を道具のようにつかう
こわれても それも自然の働きの一部
そんなふうに 考えるようになったりもする

私は一個だが
この目の前の膨大な命の一部としてしか
存在できないんだし
膨大な人の群れの中でしか
生きられないのだし
あらゆることは 自分の一部なのだ
どうしようもないことに あふれている

自然の中で
ちっさい私利私欲
おいしい野菜が食べたい
なかなかな値段で販売したい
そういう気持ちが 渦巻きながら
同時に うつくしい希望も 強く輝く

こんな暮らしが続くといい

たっくさんの命が
イキイキと 自分の力を 発揮している
変化にとんでいながら 穏やかである
そういう自然の 一部でありたい

なすびの枝を つりながら
ヨバシリをやっつけながら(ごめんな)
そんなことを じわじわと
あつく 感じる 夏のはじまり
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